高年齢者が過敏性腸症候群に!?便秘型に気をつけてください!【症例】
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過敏性腸症候群は若年層に多い病気であることは間違いありません。
現代病であり、近年は若者の患者数が増加しており、小学生の患者さんもいるのですが高年齢に分類される方も
この病気に悩まれることがあるんですよね。
今回は具体的な症例についてみていきましょう!
日々のストレスが溜まる
私は61歳で世間的には高年齢者にあります。
私の母はいまもなお元気なのですが、私が介護しないと生きて行くことができずにいる状態なのです。
夫が他界してから5年程度経つのですが年々私自身の体力が無くなって行き、それに綺麗に反比例するように母のための介護に充てる時間が増えていきました。
1日の生活が母親中心になっていることに徐々にですがストレスを感じつつありそのせいでお腹が不調になりがちになります。
具体的に便秘が続いたり、かと思ったら今度は下痢になり、便が固くなったり水分を大量に含んで水しか出ないようになることがあるのです。
汚い話になりますが、下痢・便秘を繰り返すような感じでトイレに長時間居座ったとしてもまだ残っている感じ、いわば残便感に襲われることが多く、不快感を感じています。
鬱的な状態にもなる
過敏性腸症候群と鬱病は非常に関係性があります。
共に自律神経が乱れているという共通点がありますね。
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自律神経の乱れが引き起こす症状
- 耳鳴り
- 不眠
- 左右鎖骨リンパの腫れ
- ムカムカ
- うつ病のような気分の低下
- 免疫力の低下
- 精神的に不安定
- 運動能力の低下
- 胃酸の過剰分泌
- 下痢・便秘
- 腹痛
- 生理不順(女性の場合)
- 頭痛
気分が低下することが多く、なんでこんな毎日を過ごしているのだろうか?母には悪いけれどももう辛いし、早く楽になって欲しい。
と思ってしまうことがあるのです。
自分自身高齢のこともあり、人の世話をみるのではなくて逆に見てもらいたいという願望があるのですが自分の気持ちを正直に誰かに伝えることができません。
頭が痛くなったり、食欲が不振になったり、夜もなかなか眠ることができずに精神的にやつれてしまっている感じがあります。
パートの仕事は楽しいわけではありませんが家にいるよりかは気分が晴れやかになりやすいですし、友人と出かけているときは
気分が落ち込んだりすることもありませんが、自分が知らない場所にいったりすると急にお腹の調子が悪くなることがあるので
なんとかしたいと思っています。
自宅にいるよりも外にいる方が症状が軽くなるのが現状です。
検査は必ずするべし
過敏性腸症候群は高齢者もかかる病気です。
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検査一例
- 問診
- 触診
- 内視鏡検査(大腸)
- 経口大腸造影検査
- 血液検査(便潜血検査2日法)
- 便潜血検査
- エコー・レントゲン
- 便の検査
- 腹部単純X線検査
- 心理検査
- 腹部超音波(エコー)検査
- 注腸X線(レントゲン)検査(肛門からバリウムを入れる)
私からの総評
比較的高年齢ということもあり介護による肉体的、精神的な疲労が溜まりやすいということですね。
過敏性腸症候群を患っているということなのですが定期的に他の病気の検査をするように心がけてください。
自分が思っているよりも肉体的な衰えていることもありますし鬱の症状にも悩まされているということなのでより自分自身の体調の変化に過敏になるとよいでしょう。
年齢が高くなるに従って人とコミュニケーションを取る場面・時間が減っていってしまいますよね、なので地域のコミュニティーに入るだけでも心は軽くなりストレスが解消されるようになるのではないでしょうか?
自宅にいるよりも外に空気を吸っていた方が調子が良いということなので社会との接点を持ち続けることを意識すると生き易く、気分の上下をしなくなりますよね、
また自分の話を聞き受けてくれる人はいますか?
自分の話を聞いてくれる人がひとりでも居ることで心強くなりますし話すことは「吐き出す」ことにもなるので良いストレス解消にもなります。
一方的に話すことは良くないですが受け止めてくれる人に時を過ごすことも大切ですよね。
しっかりと外との接触を持ち、ストレス処理をして過敏性腸症候群を克服し、鬱にならないように心がけてくださいね。。。
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生活習慣の改善の一例
- 飲酒やアルコールの摂取を控える
- 食事のバランスを整える
- 定期的な運動を心得る
- 睡眠の質を向上させる
- 生活の中で感じる不安を取り除く
- 瞑想(マインドフルネス)をする
- タバコを控える
- 冷たい飲み物は控える
- 正しい考え方を身につける
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