ストレスは心の負傷!適度なガス抜きでセルフケア


スポンサーリンク


ストレスは心の負傷!適度なガス抜きでセルフケア

急に襲ってくる下痢や便秘による膨満感で、ついついイライラしてしまう事ってありますよね。
ストレスが原因の過敏性腸症候群で、さらにイライラしたり緊張してしまうと症状が頻発しやすくなったり、落ち込みやすくなってしまう事も…。
イライラを抑えるためにも、自分でコントロールできるようにセルフケアしていくことがとても大切です。

過敏性腸症候群の主な原因はストレスです、ストレスを適度に発散することで改善の道にも繋がります。
しかし、いきなり「ストレスを適度に発散させる」と言っても、「何をすればいいのかわからない!」と困ってしまいますよね。

過敏性腸症候群にかかりやすい人は
真面目
几帳面
完璧主義
責任が強い
など、ストレスに敏感な性格の人が多く、気分障害にもなりやすいと言われています。
熱心に取り組むタイプも多いので、日頃から頼りにされがちな人も多いのではないでしょうか?

まずはストレスと上手く付き合うためのスタート地点を探しましょう!

ストレスの原因を書き出してみよう

イライラする原因を把握する、これは病気の原因を探るのと同じくらいとても大切なことです。
自覚があるストレス。無自覚なストレス。

人によってさまざまですが、どんな些細なことでも構いません、イライラしたことを紙に書いてみましょう。
箇条書きで充分ですし、すぐに思いつかなくても全く問題ありません。
同じことを何度も書いてしまっても気にする必要はないです、「書き留めておこう」くらいの軽い気持ちで大丈夫です。
そのときどき『ちょっと嫌だなぁ』と思ったことでも、実は過敏性腸症候群を引き起こす原因になっているかも…。

一度イライラし始めてしまうと、どうしても思考がイライラに向いてしまいます。
書き出すことによって、思考を妨げている悪感情を客観視することができますし、後で過敏性腸症候群の原因を考えるための参考資料にもなります。
こうして『頭の中を整頓する』ことで、ストレスを一時的に和らげることにも繋がるのです。

少しずつイライラをガス抜きして、ストレスを溜め過ぎず、思考をすっきりさせることもセルフケアのひとつです。
次はついついやってしまう方も多いのではないでしょうか?

気持ちを切り替えてストレスを溜め込まない

仕事でミスをしてしまった、友達や家族と喧嘩してしまった…そんな自分にイライラしてしまった経験はありませんか?
このような自己嫌悪もストレスの元になってしまいます。原因がなんであれ、自分を責めたり気にし過ぎは禁物です。
ストレスがさらにストレスを生み出し、過敏性腸症候群を悪化させる悪循環が出来てしまいます…。

仕事でミスしてしまうことは誰にでもあることで、自分一人だけではありません。
落ち込んだ気分を引きずったまま、お仕事に取り組むのはモチベーションも取り戻しにくくなってしまいます。
トイレや休憩室で一息ついたり、鏡の前で笑顔の練習をすることでも気分を変えることができます。

ミスをしても『次から気を付けよう!』と明るく切り替えることで、ストレスを溜めずにやり過ごすことも出来ます。

しかし、友人や家族など顔を合わせることが多い相手だと、気持ちを切り替えるのはなかなか難しいかもしれません…。
そんなときは思い切った方法も必要になるでしょう。

友人や家族にストレスを感じたら、自分のケアを優先しよう

些細な喧嘩であれば、先述のように『次から気を付けよう』と気持ちを持ち直してから謝ることも出来ますが、そうとも限らないのが人間関係の難しいところ。

例えば、家族や友人に対してこんな風に思ったことはありませんか?
相手の考えに合わせるのも疲れてしまった…
振り回されてばかりで嫌になってくる
一緒にいて息苦しく感じてしまう…
自分の話を蔑ろにされているような気がする…

周囲に対して気遣ってしまう人ほど、打ち明けにくい悩みではないでしょうか?
『自分の本音を伝えてみる』のも、とても勇気がいることですし、もし受け入れてもらえなかった場合は「孤立してしまうかも…」と考えてしまうと言い出せないですよね。
ですが、一番重要なことは『あなた自身が苦痛を感じてしまっていること』です。
友人や家族と共に居る時間がストレスになってしまうなら、連絡や接触を控えたり、顔を合わせる時間を減らしたり、自分から距離を置くようにすることもストレスに対するセルフケアになります。

身の回りの存在を大切にしようとする心遣いは、とても素晴らしいことです。
だからと言って、友人や家族の全てを受け止める必要はありませんし、例え家族であっても考え方が食い違うことだってあります。
ストレスから身を守るためには、まず自分を大事にすることが大切です。

他人に優しくするのと同じくらい、自分にも優しくしてくださいね。
ストレスを強く感じるようになってきた方は、次の項目は要チェックです!

ストレスを強く感じるなら迷わず心療内科へ!

気分の落ち込みが強くなってしまい、沈んだ気持ちが続くときは迷わず専門医に相談しましょう。
過敏性腸症候群など、ストレスや気分障害によって起きる体調不良は『心療内科』が専門となります。

「心療内科ってうつ病や精神が病んでいる人が行くのでは?」と思われてしまう方もいるかもしれませんが、うつ病の主な原因もストレスです。
過敏性腸症候群からうつ病を併発してしまう恐れがあるため、重度のストレスを抱えたときは早めに心療内科で受診することが重要です。

心療内科ではカウンセリング(心療療法)と薬物療法が行われます。
カウンセリングでは専門医に悩みや近況を伝えることで、溜まっているストレスを外に出していきます。
悩みを打ち明けることで気持ちが軽くなることもあり、専門医も前向きにサポートしてくれます。
友人や家族ではない、第三者だからこそ悩みを打ち明けやすいこともメリットでしょう。

また薬物療法もカウンセリングと並行して行われ、胃腸薬や漢方薬などで、症状の改善がみられるか経過観察する場合が多いです。
抗うつ剤や精神安定剤の処方を希望しない場合は、担当医に相談してみるのも良いでしょう。

過敏性腸症候群が起きているのは『自分の心が傷ついているサイン』でもあります。
肉体の受けた傷と違って、心の傷は自然と癒えることはありません。
落ち込んだ気分が続くときは迷わず心療内科へ、受診するようにしてくださいね。

まとめ

痛みの感じ方と同じように、ストレスの感じ方は人それぞれ。
他人が「甘えだ」「怠けているだけだ」と責めたとしても、自分にとって苦痛であればストレスを感じている証拠です。
風邪を引いても他人に辛さが伝わらないように、自分の辛さは他人には伝わりません。

冒頭の通り、ガス抜きしてストレスを溜め込み過ぎないことが大切です。
イライラは紙に書いて思考をスッキリさせる
ミスをしても『次から気を付けよう!』と明るく切り替える
ストレスとなる人間関係から距離を置くようにする

他にも趣味に没頭したり、いつもより早く寝るようにするなど、方法は人の数だけあります。
自分のライフスタイルに合った発散法を見つけて、ストレスと上手く付き合っていきましょう!


スポンサーリンク


サブコンテンツ

このページの先頭へ