ポリフル、ビオフェルミンでは過敏性腸症候群は改善しない
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過敏性腸症候群に悩まされているあなたはポリフル、ビオフェルミンを服用したことがありますか?
また辛い腹痛や下痢と便秘を繰り返してしまう症状を和らげるためにビオフェルミンを飲んで整腸している方は注意が必要です。
というのも、ビオフェルミンは「生きたまま乳酸菌を腸に届ける」という効果があるのですが、過敏性腸症候群には全くもって効果がありません。
今回はこのテーマについて簡単にお話していきますね
服用し続けることはお勧めしない
ポリフルやビオフェルミンを処方されて、医師の指示通り服用してだんだんと良く成っているのであれば、問題はありません。
しかし継続的にこれらを飲む事はあまりおすすめはできないんですよね。
- 通勤途中でお腹が痛くなる
- 会議中に痛くなる
- 人と話している時にお腹がゴロゴロなる
- 症状が気になって集中することができない
- 建物に入る時に無意識にトイレを気にしてしまう
- 不安が不安を呼び、症状が悪化していく
間違った治療法をしていると、過敏性腸症候群の症状はどんどんエスカレートして行きます。
ビオフェルミンは乳酸菌を腸に届ける役割があるのですがそのほとんどが胃酸によって死滅してしまうために厳密にいうと生きたままは腸に届けることはできません。
確かに生きてはいないけれども腸に行き渡ることでそれを日和見菌が食べることによって善玉菌がふえ、腸内環境が改善することはあるのですが、
慢性的に過敏性腸症候群を患っているのであれば逆にそれが刺激に成って今よりも苦しい思いをしなくてはならないことになってしまいます。
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薬一例
- コロネル
- ポリフル
- セレキノン
- イリボー
- リンゼス
- ラックビー
- ビオフェルミン
- エンテロノンR
- チアトン
- トランコロン
- プロバンサイン
- ストロカイン
- ロペミン
お腹の痛みや下痢、便秘が悪化すると勉強や仕事どころではないですし、生産性もだだ下がりに成ってしまいます。
症状は人によって異なりますし、悪化の進行具合や痛みは人によって異なるのですが想像するだけでもお腹が痛く成ってしまいそうです。
私も個室トイレで何度もお腹の痛みが収まるように祈ったほどです。
えー、お話を元に戻しますと乳酸菌は腸に届いても過敏性腸症候群にはあまり効果がありません。
関連記事過敏性腸症候群はどんなに乳酸菌、オリゴ糖を摂取したとしても絶対に治らない!
薬物治療にはいくつか種類があります。
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薬剤一例
- 消化器運動機能改善薬
- 鎮痛剤
- 鎮痙剤
- 乳酸菌製剤
- 下剤
- 繊維製剤
- 抗不安薬
- 向精神薬
どれも過敏性腸症候群の患者には不必要です。
ポリフルは腸内の水分バランスを一定にしてくれる効果がありますよね。
腸が水分を吸収できずにいると下痢がおこるのですがポリフルを服用することで一定の保水効果もありますし、溜まった老廃物をゲル状にしてくれるんです。
水分バランスが崩れてしまうことがこの病気の原因ではなく、神経性のトラブルが起こっているために症状として現れるのです。
つまりポリフルはその場しのぎ程度でしかないためにこれをずっと服用しても良く成る様子は一向にならないんです。
なかにはポリフルとビオフェルミンだけで良く成った!という方をネット上にはいるのですが
それは症状が比較的軽度であり、かつ過敏性腸症候群に悩まされて1ヶ月以内の方である場合はほとんどです。
もしくは、もともと過敏性腸症候群ではなかった方の勘違いである場合はほとんどなので、
1ヶ月以上悩まされており、症状が重い方はポリフルやビオフェルミンではあまり改善することはないと言ってもよいでしょう
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