ガセリ菌パワーで免疫力向上&ストレスも緩和!
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ガセリ菌パワーで免疫力向上&ストレスも緩和!
『ガセリ菌』という言葉はテレビCMなどで流れることも多く、ご存知の方は多いと思いますが、その働きについて「知ってる!」という方は少ないのではないでしょうか?
ガセリ菌は乳酸菌の一種で『ラクトバチルス・ガセリ菌』と言い、腸内に多く存在する善玉菌と呼ばれる腸内細菌です。
悪玉菌を抑える作用があり、過敏性腸症候群などで荒れた腸内環境を整えてくれる強い味方でもあります。
ほとんどの乳酸菌は経口摂取しても腸に届く前に死滅してしまうか、腸に届いても定着し続けるのが難しいのですが、ガセリ菌は『胃酸や胆汁酸に負けず、生きて腸に届く』というメリットがあります!
現在、生きたまま腸に届く乳酸菌はガセリ菌とビフィズス菌の2種類しか確認されていません。
こうした腸内環境の改善や免疫力向上など、体にとって有益な乳酸菌が多い乳製品は『プロバイオティクス食品』として販売されています!
研究によるとガセリ菌は最大約90日間の定着が確認されており、腸内フローラを整える強力なサポーターであることが証明されています!
どんな働きをしているのか気になってきましたよね?
まずは善玉菌の天敵・悪玉菌の危険性、そして過敏性腸症候群とガセリ菌の関係についてお伝えしていきます。
悪玉菌は食生活の乱れやストレスで増えてしまう
腸内には善玉菌、悪玉菌のふたつの腸内細菌が存在します。
悪玉菌は酸に弱く、乳酸菌が作り出す乳酸によって撃退されてしまうので、乳酸菌が多いほど悪玉菌が抑えやすい腸内環境になっているということですね。
逆に悪玉菌が増えてくると、悪玉菌の作り出す毒素によって腸そのものがダメージを受けてしまいます。
便秘や下痢など、お腹が張ったような膨満感や過敏性腸症候群の症状も出やすくなったり、悪玉菌が増えてくると腸内環境も乱れやすくなっていきます。
悪玉菌が増えてしまう原因は
加齢による機能低下
食生活の乱れ
運動と睡眠不足
過度のストレス
の3つがあげられます。
加齢による肉体の変化は見た目だけでなく、消化機能など内臓機能にも影響していきます。
腸内細菌であるも加齢と共に減少しやすく、腸内がダメージを受けやすくなってしまい過敏性腸症候群になってしまうことも…。
善玉菌が不足しやすい分、腸内の環境も乱れやすくなってくるので気を付けなければいけません。
食事も外食や肉類中心の生活で、食物繊維を含んでいる野菜が不足していくと、悪玉菌が繁殖しやすくなります。
食物繊維は腸内の内容物を増大させて排泄を促すサポートにもなるので、過敏性腸症候群を改善するためにも積極的に摂取しておくことが大切です。
「運動不足も関係するの?」と疑問に感じたと思いますが、お腹周りに外部から刺激を与えることで、腸まで響いて動きが促進されるため、便秘解消にも繋がりやすくなります!
過度のストレスは仕事や人間関係も含まれますが、睡眠不足も集中力や思考を低下させる『ストレスの原因』です。
乳酸菌も過度のストレスを受けると弱ってしまうため、悪玉菌が活発化しやすくなってしまいます。
腸内環境が乱れてしまうと、下痢や便秘になりやすく過敏性腸症候群の要因にもなってしまうのです。
こういった過敏性腸症候群を抑えるためにも、ガセリ菌が役立つというのは驚きですね!
ガセリ菌がもたらす良い影響について、次の項目でお伝えしましょう。
ガセリ菌でコレステロールも内臓脂肪も減少
最近はヨーグルトの他にもサプリメントが市場に出回り始めているため、ヨーグルトが苦手な方でも、手軽に摂取しやすくなってきました!
ガセリ菌を摂取することで
免疫力を高める
ストレス緩和
血中コレステロール、内臓脂肪の減少
という3つの効果が研究によって明らかにされています。
ガセリ菌による免疫力の向上効果は、なんとインフルエンザ予防にも有効であると研究により判明しました。
インフルエンザに感染したマウスにガセリ菌を経口投与させて経過観察をしてみたところ、ガセリ菌を投与したマウスは、投与しなかったマウスに比べて、免疫細胞が強化され、生存率が高まっていたのです。
さらにインフルエンザによる肺の炎症状態を軽減化され、致死率が低下する可能性があることも判明しています。
免疫機能を高めてくれるのは、嬉しいことですね!
ストレスを和らげる理由は『脳腸相関』という、脳と腸がお互いに作用しあっていることにあります。
研究によると、ヨーグルトを摂取したことでストレス情報の伝達抑制が確認されています。
さらにストレス抑制効果のある神経伝達物質『セロトニン』は脳には2%しかなく、腸内には90%も存在しているのです。
ガセリ菌が腸内を整えることで、過敏性腸症候群による便秘や下痢も改善しやすくなるため、ストレスを感じにくくなるからでしょう。
「お腹がすくとイライラしたり落ち込みやすくなる…」という方も、実は腸内のセロトニンが関係しているのかもしれませんね。
ダイエット効果についても、臨床実験により内臓脂肪が減少したことも証明されております。
さらに血中コレステロールが高く、肥満傾向にあった方達にガセリ菌SP株を200g毎日摂取してもらったところ、およそ3か月でコレステロール値が低下したという結果が発表されています。
血中コレステロールが高まると、血栓によって起きてしまう動脈硬化や心筋梗塞、脳梗塞など恐ろしい病気に繋がってしまいます。
コレステロール値を正常化するためにも、ガセリ菌が活躍するというのは意外でしたね!
次はガセリ菌を摂るためのオススメ食品について触れていきますよ。
ガセリ菌を摂取するにはヨーグルトやサプリメントの2種類!
冒頭の通り、腸内のバランスを改善することで、体に良い影響を与える乳酸菌が多い乳製品は『プロバイオティクス食品』として販売されています。
スーパーやコンビニでも多く販売されているプロバイオティクス食品は、大部分が特定保健用食品(通称:トクホ)として認可されています。
昨今では『ヨーグルトタイプ』と『サプリメントタイプ』が販売されていますが、
ヨーグルトは乳脂肪分を多く含んでおり、日本人は脂肪分を分解しきることが苦手な体質でもあります。
予防策として、
シリアルと混ぜて食べる
人肌くらいに温めた、ホットヨーグルトにする
など、お腹に与える刺激を抑え、過敏性腸症候群で弱った胃腸でも、消化しやすくなる工夫をすると良いでしょう。
冷蔵庫から出したばかりの冷たいヨーグルトは腸を冷やしてしまうため、出してからすぐに食べるときは要注意ですよ。
サプリメントタイプは一袋(1か月分)で販売されていることが多いですが、3000円前後になるため、実質ヨーグルト1か月分と同じくらいになります。
乳脂肪分もほとんどカットされ、下痢にもなりにくいので「お腹が弱いからヨーグルトは食べられない…」という方でも安心です!
共通点としてどちらも即効性があるわけではありません。
短くても1か月、実感するなら3か月を目安に過敏性腸症候群に変化があるか、じっくり経過を観察していきましょう。
まとめ
ガセリ菌は『日本人由来の腸内細菌』であるため、日本人の体質に最も適した乳酸菌といえます。
お薬ではないため、副作用の心配もないところが最大のメリットですね。
腸内環境をスッキリさせて気分もスッキリさせていきましょう!
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