笑顔で過敏性腸症候群は緩和?「病は気から」は本当だった


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 古来から『病は気から』とよく言いますが、慢性的にストレスを抱えていると、気分障害や過敏性腸症候群などの肉体面にも影響が出てきます。

気分が落ち込むことで表情も暗くなり、鏡を見るたび沈んだ自分の表情を見て、さらに気が落ち込んでしまう悪循環に陥ってしまうことも…。

ストレスを抱え続ける状態が長期化してしまうことで、免疫力が低下しやすくなります。

これはストレスを感じることで興奮作用を持つ神経伝達物質・アドレナリンが過剰分泌されたり、免疫機能や炎症抑制を司るコルチゾールが正常に機能しなくなるため、不調をきたしやすい状態になることで免疫力や抵抗力が弱ってしまうのです。

まさに『病は気から』ということですね…。

 こうした不調が続くと風邪を引きやすくなってしまうこともあり、過敏性腸症候群の症状である下痢や便秘なども起きやすくなります。

人と話すだけで過敏性腸症候群の症状が緩和されると聞いたらびっくりしますか?

さらに笑顔は最大の病気予防薬なんです。

今回は免疫力を高めるためのお得な情報をお伝えします。

コミュニケーションの輪が免疫力を高める

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つい気分が落ち込んでしまうと、一人でいる時間が増えてしまう事ってありませんか?

塞ぎこんでしまうとストレスを抱えた状態が続きやすく、そうしたイライラ状態も過敏性腸症候群になりやすくする一因です。

むすっとした表情や態度でいるとと、自分の魅力も損なうことになってしまいます。

大切なことは、

自分にとってストレスフリーな環境をつくること
その為には

対人コミュニケーションが助け
となってくれます。

仲の良い友人、同じ趣味の仲間同士など、話題が盛り上がると楽しくなってきますよね。

信頼できる友人と話している間に気分がスッキリした、という方も多いのではないでしょうか?

実は、心身共にリラックスしていると『α波』という集中力の高まったときに現れる脳波が、ストレスの軽減に役立っているからです。

さらに相互的な幸福感も得られるため、幸福ホルモンやセロトニンをお互いに分泌している状態にもなるのです!

セロトニンは気分を落ち着けたり、悲観的な気分を抑えてくれる働きがあります。
一緒に楽しく過ごせる仲間を作ることで、お互いの免疫力を高め合うことが出来るのです。 
 
さて、次は今回のテーマである『笑顔』について驚く効果をお伝えいたします!
 

笑顔は最大の予防薬

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 落ち込んだり、悲観的になってしまうと、どうしても忘れてしまいがちな笑顔。
「笑っていられる状態じゃないのに笑える訳がない!」と仰る方もいると思いますが、笑顔でストレスを緩和したり免疫力が向上することは科学的に証明されています。

笑うだけで健康になれる!って人間は素敵な生き物ですね

まず、人間は笑うだけで免疫機能がなんと30%も上昇することが明らかになっています!

これは笑うことで心肺機能が刺激を受け、副交感神経が働いて血行促進や緊張を緩和させられることにあります。

さらに副交感神経が刺激されることで脳も活性化し、神経伝達物質のひとつであるエンドルフィンが分泌され、緊張状態にある気分や体をリラックスする効果があるのです。

実は作り笑いだけでも気分を前向きにさせたり、表情筋を使うので若々しく、より魅力的な雰囲気を身に着けることも。

常にふてくされた表情でいると、話しかけづらかったり怖い印象を与えてしまいがち…誤解されてしまうのも損ですよね。

落ち込んだり、イライラするときは鏡の前で笑顔の練習をするのも、ストレスフリーな環境を作るために効果的です!
 

心の安らぎが治療への近道

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 慢性的なストレスや緊張状態が続くことで、うつなど気分の不調、過敏性腸症候群や風邪など肉体の不調にも繋がっていきます。

「最近、思いっきり笑ったりしたことってあったかな?」と考えてみて、仕事で忙しかったり、家事に追われていたり、子育てに専念していたり、自で余裕がなくなっていませんか?

心のゆとりがなくなっていくと、物や他人に八つ当たりしてしまったり、悪口を言われていないか周囲の目が気になってしまったり、仕事でミスをしていないか不安に駆られてしまったり…そんな自分が出てしまったことに自己嫌悪してしまうと、自分をさらに追い詰めてしまうことになります。

「ついついイライラしてしまった…」「些細なことでミスしてしまった」…自分を責めてしまうことはありませんか?

イライラすること、ミスしてしまうことは誰にでもありえることです。

責任感が強い人の多くは周囲への配慮を優先させてしまい、自分を蔑ろにしてしまうためにストレスを感じていることにすら気付けない場合もあります…

この状態が過敏性腸症候群や、気分障害になる危険性が高いのです。

先述のとおり『病は気から』起きるモノ。心の余裕がなくなり、慢性的なストレスは健康の大敵と言えます。

心の余裕がなくなり始めた時こそ、心の休息時間を確保することが大切になります。

友人と映画鑑賞に行ったり、日帰りの温泉旅行で羽を伸ばしたり、外出が難しい方はお笑いのDVD鑑賞やネット配信のドラマを観るなど自分の世界に入ってみるのもいいかもしれません。

心の安らぎを得る方法は人それぞれです。
まずは気負い過ぎず、焦り過ぎず、些細なことでも頑張った自分を褒めてあげるのも、心の安らぎに繋がります。
 

まとめ

アメリカのApple社の創立者であるスティーブ・ジョブズ氏は禅の修行を好んでいました。

あえて『なにも考えない』『頭の中をからっぽにする』ことで、さまざまな悩みや雑念を払い、心の余裕を確保していました。

さらに作業を複数同時にこなす、マルチタスクは非常にストレスを伴うため脳に負担をかけてしまいます。

頭の中がパンクしてしまうと、思考が働かなくなってしまい、混乱してしまいストレスが増大してしまうなんてことも…。

1日の予定を手帳やToDoに優先順位で書くなど、簡単なメモ書きを作ることでも、頭の中に余裕が出来るため落ち着きを取り戻しやすくなります。

一日を明るく過ごすためにも、心のゆとりを保つためにも、朝は笑顔のチェックから。

前向きに過ごすためにも毎朝の習慣にオススメですよ。


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