SSRI(セロトニン)を服用しても過敏性腸症候群は治らない理由とは?


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「SSRI(選択的セロトニン再取り込み阻害薬 )を処方されましたが・・・」 21歳 女性

初めまして。こんちには。

私は2年ほど前からお腹が急に痛く成ることがあり、症状が良く成らないので最近病院に行って診察をしてもらいました。

検査の結果はどこにも異常がなく医師から処方されたのはSSRIの薬です。

過敏性腸症候群であると診断されてこの薬を処方されたのですが、この薬と過敏性腸症候群との関係性を教えてください。

ネットで見る限り、この薬は強迫性障害やパニック障害の方に処方される薬みたいなのですが・・・

まずは知識をつけましょう!

セロトニンは脳で生成されるものと腸でされるもの

大きく分けてこの2種類あります。2種類と言っても生成される場所が違うのですが、

脳で生成されるものはセロトニンの分泌量が少ないとストレスを感じやすく、精神的に不安定になってしまうのですよね。

また逆に分泌量が多いとセロトニン症状群にかかってしまい、生命の危機に瀕する事があります。

要は少なすぎても駄目ですし、逆に多すぎてもだめ!ってことです。

セロトニンを摂取するためにいろいろなサプリメントが販売されていますが、絶対に用法・用量を守ってくださいね!

次に腸の場合についてお話します

腸で生成されるものと脳で生成されるものは全くの別物なのです。

腸内で生成されるセロトニン量が多ければ多いほど、下痢や便秘に悩まされたりオナラが大量にでてしまいまいがちになり

まさに過敏性腸症候群の症状に苦しめられるようになるということですね。

ストレスを感じると脳は腸に

「もっとセロトニンを分泌しなさい!」

と命令するのですが分泌されたものはセロトニン受容体というものと結合する事で過敏性腸症候群の症状が発症されてしまうのです。

このように見ると脳内、腸内で生成されるものの役割は全く異なっているということがわかると想います。

SSRIは抗鬱剤である

頭を抱える
SSRI(選択的セロトニン再取り込み阻害薬 )はもともと抗鬱剤なのですが、過敏性腸症候群で患う方にも稀に処方されることがあります。

過敏性腸症候群は自律神経の乱れや脳内のセロトニン分量が減っていることが原因なのですが、

この薬が処方されたということは

医師はセロトニンの分泌量が少ないのではないか?と判断したようです。

抗鬱剤なのであなたに鬱病の傾向があると診断されたということなのですが、この薬を処方したからと言って過敏性腸症候群が治るとは限りません。

その理由は

セロトニンの分泌量が減っていることが過敏性腸症候群の原因とは限らない

からです。

というのも腸内のセロトニン濃度が低く成ることで便秘になったり、お腹が痛く成ることは確かにあるのですが

そもそも過敏性腸症候群の原因と症状は人によって全く異なっているために、断言的にセロトニン不足がガス型・下痢型・混合型を引き起こしているとは言い切ることはほとんど不可能なのです。

原因のひとつとして考えられるだけであってピンポイントにセロトニンを確保(補給ではない)したからと言って

完治できるものではありません。

この薬の処方目的が精神病への対策としてなら話は別ですが、過敏性腸症候群を治療する目的として処方し、それを服用することは

再発なく完治させることはできない・または非常に遠回りに成ってしまう危険性が高いのです。

なのでセカンドオピニオンとして他の病院で診断されてみることをおすすめします。

また当サイトでは一環して

薬物治療は必要ないということを主張しています。

    薬の副作用

  • アナフィラキシー様症状
  • 蕁麻疹
  • 全身発汗
  • 発赤
  • 顔の腫れ
  • 喉の腫れ
  • 声枯れ
  • 呼吸器カンジダ症
  • 呼吸困難
  • 頭痛
  • 吐き気
  • 息苦しい
  • 自律神経の乱れ

処方されそうになったら断ること

病院にいってssriを処方されそうになったら勇気をもって断ることをお勧めします。

ssri(選択的セロトニン再取り込み阻害薬 )は薬物依存に陥る危険性があります。

この薬以外の治療法によって症状が治ったとしてもssriを飲み続けていないと自分を保てなくなるので嫌々服用して非常に苦しんでいる方もいるのです。

薬を飲んだからといって良くなる保証がないのにも関わらず飲む必要性はありませんよね。

お医者さんを否定することではないのですが、専門家が言った事に対して異議は唱えにくいと思うのですが

ssriを処方されそうになったらより詳しくあなたが納得できるような説明を求めるべきですし、自分の希望・要望を伝えたら他の薬が出されるようになりますよ。

合併症を引き起こすとSSRIを処方するドクターは多いですね。

    過敏性腸症候群の合併症

  • 社会不安障害
  • 喘息
  • うつ病
  • パニック障害
  • 強迫性障害
  • 起立性調節障害
  • 潰瘍性大腸炎
  • 対人恐怖症
  • 統合失調症
  • 自律神経失調症

ストレスを溜め込むことで・・・・

ストレスを溜め込んでしまうことでよりセロトニンが腸内で作られてしまうので

より強い痛みを感じるようになってしまうということです。

では作られてしまう量を減らすことができないのか?

生成されたセロトニンはその受容体と結合することで症状が発症するとさきほど私はお伝えしましたよね。

量を減らすことはできないのですが、受容体と結合しないようにすることができます。

それはイリボー(ラモセトロン)という薬です。

過敏性腸症候群で悩まされたことがある方なら聞いた事があるのではないでしょうか?

ただこの薬にも弱点があります。

それは女性には全く効果がないということと長期的に服用する事で効果を実感できないようになってしまうということです。

やはり人工的に制御するのではなくて、しっかり人間の免疫システムや身体の構造を矯正し、元の正常な状態に戻すことを目指していくと良いのではないでしょうか?

⇒ブリブリとオナラを漏らしてしまう・・過敏性腸症候群を完治させてみませんか?


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