【Q&A】過敏性腸症候群はなぜ難病してされていないのですか?こんなに辛いのに


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「なぜ難病指定されていないのですか?」

私はかれこも9年間の過敏性腸症候群に悩まされています。

この病気は非常に治りにくいし、薬の服用だけでは治りませんよね。

また、認知率もあまり高くないのでお腹が痛い・オナラが止まらないと言ったような症状は世間体からみると「甘え」と「自己管理能力不足」だと思われてしまう現実が辛いです。

どうやったら国から難病指定がされるのか教えてください

要件は??

青空
難病指定は厚生労働省が行うもので、以下のような要件に満たしている条件が有ります。

①原因不明、治療方針未確定であり、かつ、後遺症を残す恐れが少なくない疾病

②経過が 慢性にわたり、単に経済的な問題のみならず介護等に著しく人手を要するために家族の負担が重く、また精神的にも負担の大きい疾病」

過敏性腸症候群の原因は日常生活におけるストレスが起因して腸の働きが過敏になってしまうことが根本的な原因です。

さらにこの病気が原因と成ってなにかしらの後遺症を及ぼすと考えることはあまりありません。

後遺症は治療を続けても治る見込みはなく心身に悪影響を及ぼし続けることを指すのですが、

過敏性腸症候群は治る病気ですし、これが心身に悪い影響を与え続けるということは考えられません。

また②の確かに過敏性腸症候群は慢性化しやすく、しっかりとした克服法を実践しないとすぐに再発することがありますが、

この病気を患ったからと言って家族に負担が掛かることや要介護認定を受けるということはありません。

つまり過敏性腸症候群は現代社会が生み出した一種の難病ではあるものの、

厚生労働省から「難病指定」を受けるということは①、②の要件を満たしていないために

できません。

確かに難病指定を受けることで特定疾患として扱われ、

  • 原因究明
  • 医療費負担額の削減

が国から約束されるのですが、この病気が特定疾患の認定を受けることは現状を加味するとありえないというのが結論です。

非常に治りにくく、周囲の目が気になってしまう気持ちはよくわかりますが、

しっかりと予防・改善策をすれば比較的簡単に解消させることはできますよ!


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