交感神経が活性化

自律神経には交感神経と副交感神経の２種類あり、緊張やプレッシャーがかかると交感神経が活性化します。

極度の緊張によって精神が過敏になるのでお腹が痛く成ることがあります。

緊張する度にお腹が痛く成るのは過敏性腸症候群の症状でもあるのです。

ストレスを感じると脳からの命令で胃に神経物質を送られ、胃酸が多く分泌されるように在るのです。そして食べ物が無い状態で胃酸が多く分泌されると胃の壁が解けてしまったり、胃酸がのど元まで逆流することで気分が悪く成ってしまうのです。

またこの図のように胃の筋肉が痙攣してしまい、胃けいれんとなって猛烈な痛みが襲って来ることもあります。

緊張でお腹が痛く成ってしまうことを防ぐためにはまずは食事に気をつけましょう。

プレッシャーのかかることが想定される時の食事は脂っこいものや消化の悪いものを避けるべきです。消化をする！という行為はエネルギーを消耗させますしお腹が痛くなるだけではなく、便やおならを催してしまうからです。

緊張している場面で便を催すことを想像するだけでもキツいですよね。

身体を温めること

お腹が痛いことの原因がストレスにあるのであれば、しっかりと身体を温める必要が在ります。身体を温めることで副交感神経を活性化させることができ、リラックスすることもできるのです。

おすすめなのは熱すぎないお湯に３０分間、ゆっくりと浸かることです。

あまりに熱すぎるお湯の中ではリラックスすることができませんし、表面しか温めることができません。芯まで温めるためには37度くらいのお湯に浸かるのが一番です。

自分の中で楽しみを作る

ストレスを解消させるためには自分の楽しみを作ることも必要です。

お腹が痛い！と感じてしまって病院へ行ってもどこも悪い所が見つからない場合は、過敏性腸症候群という診断が下ります。

それを克服されるためにはストレスを溜めないようにすることが先決なのです。お風呂は長めに温まる。運動を定期的にする。しっかりと睡眠をとること。

これらの実践することで心身のバランスを取ることができ、ストレスや緊張を感じてもお腹が痛く成ることを避けることができるようになるはずです。