過敏性腸症候群とパニック障害は併発しやすいので注意してください!
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過敏性腸症候群とパニック症候群は非常に似ている病気です。
今回はパニック障害についての知識をつけていきましょう。
共通点が多い
過敏性腸症候群とパニック障害の原因はストレスです。
両方とも自律神経のバランスが崩れることによって発症します。
また、「予期不安」があるもの同じなのです。
例えば仕事が辛くて働くのが嫌になっているとします。朝起きた時に「今日も会社に行かなくてはならない・・」
と想像するだけで腹痛を感じることはないですか?
自分が緊張するであろう場面が時間的に近づいていると、徐々に身体が強張って来て下痢やオナラを催してしまうことが過敏性腸症候群を患っているとありますよね。
これを予期不安というのです。
ある場面になると必ず腹痛を感じたり、プレッシャーがかかると下痢ぎみになってしまうのは予期不安があるからなのです。
これはパニック障害にも同じこといえます。
電車の中や車などの狭い場所や人がたくさんいる場所に行くと必ずパニック発作が起こる人はその場面・場所に向かっているだけで発作が起きてしまうのです。
これは脳内で現実に起きていることと自分が想像していることの区別がつかないためだとも言われているのですが、
原因がストレスでどちらとも予期不安がある!という共通点が有るのです。
決定的に違うのはなにか?
それは緊迫性です。
確かに過敏性腸症候群を患っていると下痢・オナラに困っている、苦しめられていると思う事は有りますが、
それでは「死んでしまうこと」はありませんよね。
確かにお腹が痛いけど、それで命が絶たれてしまうという感覚はあまりありません。
しかしパニック障害の場合は、確かに身体的なことが原因ではなく心因性のものなので体には異常はありませんが、
発作が来た時は「死」を意識してしまいます。
いきなり手足が痺れてきて、心臓の鼓動がバクバクと鳴って気を失ってしまうのではないか?という恐怖を感じるのがパニック発作の特徴です。
このようにみると「緊迫性」という意味でこのふたつの病気は全く異なっていると言えますよね。
併発する危険性が高い
同じ原因なので、併発する危険性があることを注意点として覚えておいてください。
パニック障害は全人口の4%の人が患っているという数値が有りますが、過敏性腸症候群を患っている人のなんと20%はパニック障害の疑いがあります。
なので異変があったらなるべく早くいまのあなたの環境を変えなくてはなりません。
もし環境を変えることなく、過敏性腸症候群を克服したいのであれば関連記事をご覧下さいね。
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