どんなに辛い過敏性腸症候群でもコロネルを飲めば解決するのか?
過敏性腸症候群に悩まされている人でコロネルを飲んでいる患者さんは非常に多いのではないでしょうか。
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過敏性腸症候群の症状一例
- 通勤途中でお腹が痛くなる
- 会議中に痛くなる
- 人と話している時にお腹がゴロゴロなる
- 症状が気になって集中することができない
- 建物に入る時に無意識にトイレを気にしてしまう
- 不安が不安を呼び、症状が悪化していく
今回はコロネルの作用と症状が悪化した場合でも効果があるのか?について今回はお話して行きますね。
下痢には効果テキメン!!
下痢は腸内の水分量が異常に多くなっているときに起こるものなのですが
そのときにコロネルを服用することで腸内で余計に水分を吸い取ってくれます。
異常に存在する水分量が一定の正常状態になればそのぶん、便は固まりやすくなりスムーズに排便することができますよね。
コロネルを服用すれば、腸内の水分量が一定になります
また水分を含んだコロネルは水分を含むと、ゲル状に変化し、液体から固定に変化します。
この固定になることで下痢の症状が治り、個体の便が出るように成るという作用なのです。
残念ながら過敏性腸症候群(ibs)には効果はない
しかしここで非常に残念な事実をお伝えしなくてはなりません.
処方した医師の説明をしっかりと聞き、約束事を守ることで安全に使用する事は出来るのですが、残念ながら
どんな過敏性腸症候群(ibs)の症状にも効く!ということはありません。
コロネルを常用することで便秘・下痢の症状の改善する効果は徐々に感じなく成りますし、
この薬では過敏性腸症候群を克服することは残念ながらできないんです。
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薬一例
- コロネル
- ポリフル
- セレキノン
- イリボー
- リンゼス
- ラックビー
- ビオフェルミン
- エンテロノンR
- チアトン
- トランコロン
- プロバンサイン
- ストロカイン
- ロペミン
水分量が多く成って引き起こされる下痢と過敏性腸症候群は同じお腹の不具合でも
根本的な原因が違うためにコロネルを服用したとしても過敏性腸症候群を治すことはできないのです。
過敏性腸症候群を放置していくと、他の病気を引き起こしやすくなります。
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過敏性腸症候群の合併症
- 社会不安障害
- 喘息
- うつ病
- パニック障害
- 強迫性障害
- 起立性調節障害
- 潰瘍性大腸炎
- 対人恐怖症
- 統合失調症
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過敏性腸症候群の下痢型が引き起こす病気
- 肛門周辺膿瘍
- 痔ろう
- 痔ろう癌(人工肛門)
確かにお腹を下して下痢ぎみになったとしてもそれは
過敏性腸症候群の原因→下痢
この図式が成り立っているのでまずは過敏性腸症候群を克服しなくてはならないということですね。
下痢を治療してもこの病気にダイレクトに効く解決策ではないということです。
原因を知り、再発させないことを「治す」と定義をするならばコロネルではそれをすることはできません。
しっかり過敏性腸症候群を完治させることを目標としてみてはいかがでしょうか?
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