過敏性腸症候群に効くと言われる「イリボー」 と 「ロペミン」の違いってなに?
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イリボーとロペミンの違いについて今回お話していきたいと思います!
過敏性腸症候群と診断された時に処方される薬で、よくネットでも拝見しますよね。
でもこの違いについてあなたはご存知でしょうか?
まずはイリボーから
イリボーの対象は男性です。なので女性には処方されることがない
ということは大前提ですよね。
イリボーは下痢型の症状に効くのですが・・・・
いや、この薬は効きすぎると言ってもよいでしょう。あれだけぐたぐただったのにも関わらず
飲んでからお腹の調子が良く成り便が固まり、特有の便をしたあとの、「まだ残っている感じ」を感じることを予防もしてくれます。
男性は1日1回5μgを服用し、最大でも1日10μgまでが限度です。
腸が異常に活発化してしまうことで下痢型の症状がでるのですが、この異常活発化をさせるのが脳からの信号なのです。
このイリボーの働きを説明すると、脳から出たこの「活発化しろ」という命令をブロックしてくれるんですよね。
阻害してくれるので、腸の働きが正常になるというメカニズムなんです。
イリボーの長所は1日1回の服用で24時間効果があるというところですかね。
痛く成りそう・・・
と感じたら1回飲むだけで下痢を止めることができ、私の体験では正露丸のような市販の薬よりも効果があると思いました。
でもでもこれも完璧な薬というわけではなく、
効かない人には全く効きません。
またさらに残念なのが、効いたとしても習慣的に服用することで効果を感じ成ります。
5μgを飲んでもあまり感じなく、また辛い腹痛に襲われるようになってしまう可能性が大です。
だからこの薬が効いているうちに過敏性腸症候群になってしまった根本的な原因の芽を摘む事をおすすめします。
次はロペミンについて
ロペミンもイリボーと同じように下痢を止める薬です。
これは女性も服用する事が出来るという点でイリボーとは異なりますね。
ロペミンが作用してくれる下痢というのは、「急性」であって「慢性」の下痢にはあまり効果がありません。
というのも急性の下痢を治してくれる確立は90%近いのですが、
慢性の下痢に効く確立は60%と結構低く成っています。
え?60%の確立で効果があるなんて! え? たったの60%しか効果ないの?
とこの確立に対しての捉え方は人によって異なるのですが、
注意しなくてはならないのは習慣的に飲む事によって耐性ができるようになるので、長期間的に服用することはどちらにせよできません。
働きについてなのですが、イリボーは脳からの信号をブロックするのですが、
ロペミンは腸の活動自体を停滞化させ、腸がより多くの水分を吸収するような働きがあります。
腸内の水分量が多いとどうしても下痢っぽくなるのですが、水分を減らすことで「便意」を間接的に減らすことにも繋がりますものね。
イリボーが効かなくなったら、ロペミンが処方されることがあるのですが、
このロペミンはお守りみたいな感じで鞄に入れておくとよいと思います。
どうしても腹痛を抑えないと、テストを受けることができない・・・
仕事で大事なミーティングがある・・・
このように絶対に腹痛を避けたい用にとっておくことが賢明ですね。
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