過敏性腸症候群で苦しむ人にはビオフェルミンは効果がない!その理由と改善秘策

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過敏性腸症候群で悩みの方はご存知のビオフェルミン

しかし残念なことなのですが、ビオフェルミンは過敏性腸症候群患者には効果がありません。

これを服用することで治った!と言う方はいるのですが、

先生
実はそれはプラシーボ効果といって飲むことで安心して効いたような錯覚を起こしているというだけなんです。

比較的簡単に手に入りますが・・

ビオフェルミン
過敏性腸症候群で悩んでいるときに薬局に行き、薬剤師の方に相談すると「ビオフェルミン」を勧められたり、病院で医師から服用を指示されることはありますよね。

過敏性腸症候群で御悩みの方は一度はこれらの薬を服用したことがあるのではないでしょうか?

ビオフェルミンには3種の乳酸菌が入っており、これを摂取する事で腸内に元々ある菌が乳酸菌を食べることで活発に働いて来るので腸内環境を整えることができるのは確かなことですね。

しかし残念ながら改善されることはほぼない

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ビオフェルミンを飲む事で症状が緩和される方は確かにいることは事実です。

腸内環境が整うのでオナラや便の匂いが改善されることはありますが、

過敏性腸症候群と普通の下痢や便秘とは症状が似ているようで異なるためにビオフェルミンを服用したとしても改善されることはありません。

これは過敏性腸症候群のガス型・下痢型・混合型のすべての症状で同じことがいえます。

腸内環境が悪化することで確かに下痢や便秘、オナラに悩まされることはありますが、過敏性腸症候群は腸内環境を改善したところで治るものではありません

心因性のために生活リズムや精神的なバランスを崩した事によって起こるものなので、いくらビオフェルミンを服用したところで治ることはありません。

ビオフェルミンを飲むのであれば

  • 抗鬱剤
  • 抗不安剤
  • 睡眠薬

これらの薬を飲んだ方がまだ効果を実感出来るはずです。

しかしビオフェルミンを買って服用を続けている!という方は期間を決めてしっかりと毎日飲み続けてください!

先生
なぜなら急にやめてしまうと副作用が働く危険性があるからなんですよね

さきほど述べたように過敏性腸症候群には直接的な効果はありませんが、下痢や便秘には効果があるのでこれらの悩まされている方は月続き服用するように

悪化の危険性がある

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飲み始めてからビオフェルミンが効くまで待っているとどうしても過敏性腸症候群が慢性してしまうことがあるのです。

自分では解決策だと思っていたとしても間違った治療をすることで余計に症状が重くなったり、時間が経つとともに治りにくい体になることがあります。

さきほどもお伝えしたように服用する期間をきめてその間は飲んだ方が体には良いのですが平行して正しい克服法を実践することを意識しましょうね

症状が慢性化したり、治すために余計に時間がかかる恐れがありますね。

    症状一例

  • 通勤途中でお腹が痛くなる
  • 会議中に痛くなる
  • 人と話している時にお腹がゴロゴロなる
  • 症状が気になって集中することができない
  • 建物に入る時に無意識にトイレを気にしてしまう
  • 不安が不安を呼び、症状が悪化していく

他にも、オナラが漏れたり、オナラが止まらなかったり、朝の通勤中に激しい痛みに襲われるようにもなります。

また過敏性腸症候群の人は自律神経が乱れているため、自律神経の乱れで起こる症状を感じます。

    自律神経の乱れが引き起こす症状

  • 耳鳴り
  • 不眠
  • 左右鎖骨リンパの腫れ
  • ムカムカ
  • うつ病のような気分の低下
  • 免疫力の低下
  • 精神的に不安定
  • 運動能力の低下
  • 胃酸の過剰分泌
  • 下痢・便秘
  • 腹痛
  • 生理不順(女性の場合)
  • 頭痛

結構ありますね、、、

今抱えている一見すると、過敏性腸症候群ではない症状も、実はこの病気が大きく関係しています。

生活リズムを整えよう

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病院に行き、過敏性腸症候群と診断されると
ドクターからビオフェルミンやコロネル、イリボー、チアトンなどが処方されると思います。

しかし過敏性腸症候群は薬で治すものではありません。

薬ではなくて、過敏性腸症候群を引き起こす根本的な部分を改善しない限り、この病気は治らないんですよ。。

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根っこの部分にアプローチをした治療法ではない限り、もっと症状は悪化して行きます。

    過敏性腸症候群の合併症

  • 社会不安障害
  • 喘息
  • うつ病
  • パニック障害
  • 強迫性障害
  • 起立性調節障害
  • 潰瘍性大腸炎
  • 対人恐怖症
  • 統合失調症

最悪、他の合併症を引き起こす危険性すらあるんです。

だから大切なのは、「生活の質を向上させる

    生活習慣の改善の一例

  • 飲酒やアルコールの摂取を控える
  • 食事のバランスを整える
  • 定期的な運動を心得る
  • 睡眠の質を向上させる
  • 生活の中で感じる不安を取り除く
  • 瞑想(マインドフルネス)をする
  • タバコを控える
  • 冷たい飲み物は控える

生活習慣の改善の一例は上記の通りです。

過敏性腸症候群のガス型であろうと、下痢型であろうと、ガス型であろうと、大切なのは同じです。

<続き>
⇒ブリブリとオナラを漏らしてしまう・・過敏性腸症候群を完治させてみませんか?

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