過敏性腸症候群は漢方薬を服用しても治ることは決してない!その理由とは?
今回は、過敏性腸症候群と漢方をテーマに話していきたいと思います。
結論から言うと、過敏性腸症候群を治すために漢方を使うのは私は反対です。
「過敏性腸症候群のガス型を克服したい・・・」
「過敏性腸症候群の下痢型を克服したい・・・」
「いきなりの腹痛が襲って来て欲しくない・・・」
この記事を見ているあなたはネットでいろんな情報収集をしているのだと思います。
「過敏性腸症候群を漢方を克服出来ないか?」
「病院の薬や市販の薬ではなくて、体に優しい漢方で改善で来たらなぁ」
ときっと考えているでしょう。
漢方を服用することで簡単に過敏性腸症候群を治す事が出来れば良いですよね。
しかし残念なお知らせがあります。
それは「漢方をいくら飲んでも根本的な改善にはならない」
私も過敏性腸症候群で悩まされているときに漢方薬を調べ、
実際に服用していたのですが効果はありませんでした。
なぜなのか?
もし飲むならどんな注意点があるのか?
お話していきたいと思いますので良かったら参考にしてみてくださいね。
市販のものは効果が微妙・・・・
(決して市販の漢方すべてを否定しているわけではありません)
(これはあくまでも私の体験やいろいろな勉強をした結果、私が感じたことです)
私が過敏性腸症候群を治すために飲んでいた漢方は市販で売っているものでした。
やはり漢方薬は生の薬と言われているとおり、鮮度が命なのですよね。
そう鮮度が命。
市販で売られている漢方は
一気に大量に作られてそれを冷凍してパッケージ化し、製品として市場に出回ります
冷凍して解凍をしているうちに大事な成分はどんどん失われて行ってしまうのです
↑ここ重要。
つまり市販のものは「生薬」と言われる漢方から少し遠ざかった存在なんです。
だから真実を話すと、やはり効果を求めてはいけません。
確かにプラシーボ効果といって、
漢方を飲むという行為自体が「効果がある」と錯覚することで少しは下痢やオナラを止めることはできます。
しかしそれでは根本的な治療になっていないために「再発」してしまうリスクもあるということを忘れてはいけません。
一時だけ、気休め という程度なら良いのですが、過敏性腸症候群の改善という本質から遠ざかっていってしまうケースが多いです
副作用を理解する
漢方を間違った飲み方や調合の仕方をしてしまうと副作用が症状として現れます
一流の調合師に漢方を処方してもらうのであれば良いのですが絶対に自分では調合しないでください。
どんな副作用が起こるのかは材料によって異なるために一概には言えないのですが、
他の薬と同様に副作用があるということを忘れてはいけません
もともと漢方は良い部分もあればその反対の悪い部分もあるのです。
-
薬の副作用
- アナフィラキシー様症状
- 蕁麻疹
- 全身発汗
- 発赤
- 顔の腫れ
- 喉の腫れ
- 声枯れ
- 呼吸器カンジダ症
- 呼吸困難
- 頭痛
- 吐き気
- 息苦しい
- 自律神経の乱れ
その悪い部分を他の材料と調合することで軽く、または無くすことができるのですが、
それは専門的な漢方士が出来る事なので、一般人が出来ることではありません。
また副作用ではないのですが漢方の飲み始めに瞑眩という作用が働くことがあります。
漢方初心者に起こるもので体調が悪く成ったり、
症状が悪化することがあるので漢方を服用する方は注意してくださいね。
効果があると謳われている市販の漢方は存在するかもしれませんが、
取り扱いには十分注意ですね。
効果があるということは体に作用があるということ。
症状が緩和されるだけなら良いのですが、緩和される手前の症状として体調が悪くなることがあります。
これは鍼灸でも整体でも起こります。いわゆる「好転反応」ってやつですね。
好転反応なら良いのですが、
「これは好転反応だから耐えよう!引き続き漢方を飲んで行こう!」と思っても
実はただ自分の体に適していなかった・・・ということもありえます
だからかなり取り扱いが難しいんです。
効果・効能が謳われるものでも、少し冷静になって考えてみることが大切ですよ。
ストレスの耐久性を付けるものではない
過敏性腸症候群はストレスによって起きるものなのですが
そのストレスの耐久力を漢方で付けられることはありません
免疫力が低下すると過敏性腸症候群の症状は悪化していきます。
-
免疫力が低下している時のサイン
- 横になってから寝るまでの時間が長い
- 肌が荒れている
- ニキビ
- 皮膚がカサカサ
- 傷が治りにくい
- 下痢・便秘になりやすい
- 体が冷えやすい
- 疲れの溜まりを感じる
- お腹を壊しやすい
確かに免疫力はアップさせる効果はあるかもしれませんが、
そのストレスが胃腸を異常なまでに活発化させてしまうメカニズムを整える効果はないのです。
胃腸が鎮静化しているときは活性化させ、活性化しすぎているときは鎮静化させる効果がたとえあったとしても
それが過敏性腸症候群の根を断ち切ることとは必ずしもイコールにはならないのです。
私は過敏性腸症候群を薬や漢方に頼る事なく克服することができました
最近のコメント