過敏性腸症候群が重度の場合は入院するべき?重度に悩まされた元患者の意見
過敏性腸症候群が重度が辛い場合や、過敏性腸症候群の治療で入院することはあるのか?
ただ入院と一口で言っても事前に知っておかなければならないことがいくつかあるのでお話していきますね。
入院の目的とは
そもそも入院の目的とは一体なんなのか?
症状を和らげることなのか、それとも完治を目指すものなのか?
せっかくお金を掛けて入院するなら完治をさせたいですよね。
しかし真実を伝えると
入院しても完全に治す事が出来るとは限りません
病院で生活しても、少しは症状が改善する場合がありますが、完治とまではいかないでしょう。
確かに病院で規則正しい生活をしていると症状は収まって行くのですが、退院し時間が経過していくと
徐々にまた症状が出てくることが多くあります。
というのも、過敏性腸症候群で入院する目的は
「体と心を休める」ことにあるからです。
一旦煩わしい現実世界から自分を切り離し、自分を見つめ直すことが入院の目的となります。
過敏性腸症候群は身体の病気ではなく、心に負担が掛かることで発症し、症状が出ます。
入院の目的を正しく捉えてみてくださいね。
入院は稀である
過敏性腸症候群は先ほどもお話したように、身体の問題ではありません。
だから過敏性腸症候群が直接の原因で入院することは非常に稀なケースといえます。
発症した人の1−3%の人が入院を経験しているという発表がありましたが、
それを始めて見たときに数字を少し盛っている印象を持ちました。
入院するケースとしてあるのが、
過敏性腸症候群からパニック障害を引き起こしたり、嘔吐が止まらないなどの
過敏性腸症候群の症状以外で日常生活に支障が出る場合に病院から入院を勧められることがあるようです
どうしても治らない場合は
私は入院する事をお勧めしていません。
さきほど話したように、入院の目的は体と心を休めるため だからです。
だから退院してしばらく経過するとまた症状は逆戻り。
入院するならいっそのこと、自分の取り巻く環境を変えて行くことをおすすめしています
環境を変えることが出来れば、ストレスが軽減される可能性が高いですし、
新しい気持ちで目の前のことに取り組んでいけるのではないでしょうか
職場、住居、人間関係、家庭環境。。
自分の身の回りにあるものを一旦リセットすることで新しい展開があなたを待っているかもしれませんからね。